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Channel: 妊活 –妊娠育児の情報マガジン「ココマガ」
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ヨガやウォーキングは妊活に良いって本当?妊活に良い運動とは

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妊活にヨガは良いの?

妊娠しやすい体を作るために前向きに活動する「妊活」でも、生活習慣の見直しに適度な運動が必要とされています。

しかし、適度な運動と言うとヨガやウォーキングを思い浮かべますが、ヨガやウォーキングと妊活にどのような関係があるのかを理解している方は少ないでしょう。

そこで今回は、

・運動が妊活に与える効果とは?
・ヨガやウォーキングは妊活に良いの?
・どんな運動が妊活に良いの?

といった方に、妊娠しやすい体作りと運動の関係、そして、妊活に良い運動について詳しくご紹介していきます。

体は動かすためにできている!?

人は猿人類から進化した生き物です。つまり、体は生活する環境に適合するように変化していったわけですが、過去を遡ってみると人は体を使う生活が当たり前でした。

狩猟をしたり、農作物を育てたりといったことが運動になっていたのです。しかし、便利になってしまった現代ではスポーツ選手でもなければ以前のように走ったり、歩いたりすることさえも少なくなっています。

運動不足に陥ると、筋肉が減少し弱っていきますし、動かないために新陳代謝も低下してしまします。

生活習慣病などの現代病は、こうした運動不足も1つの原因として挙げています。同様に、運動不足は不妊症の原因の1つともいわれています

運動で得られる妊活に良い効果

運動をすると体に良い、精神的にリフレッシュできるのはわかりますが、運動が妊活に良い本当の理由を知っている人は少ないでしょう。

運動が苦手な人だっていますから、体を動かすことを全ての人が気持ち良いと感じるとは限りません。妊娠をしやすい体を作る上で運動はどんな風に関わってくるのでしょうか。

ホルモン分泌

運動をすることで、ホルモン分泌が良くなるという効果があります。

運動をすると血行がよくなるといいますが、これは血液の循環が運動をすることでスムーズになるからです。

たとえば、人が歩くなどの動作は無意識にふくらはぎの筋肉を使っており、歩くことで筋肉が収縮し、脚に下がったまま戻りにくい血液を心臓まで戻しやすくしてくれます。

血液には、様々な栄養素が含まれていますから、血液の流れが良くなることで体を温めるだけでなく、必要な栄養を各臓器に届けることができます。子宮や卵巣にも栄養素が届けられるので、ホルモン分泌が促されるというわけです。

冷え性の改善もできますから、女性にとっては嬉しいポイントです。

自律神経の安定

自律神経とは臓器を動かしたり、栄養を吸収したりするなど、人が意識していない体の機能のコントロールを担当している神経のことです。

この神経は興奮状態や活動をしている時に働く交換神経と、リラックスしている時や睡眠時間中に働く副交感神経の2つで構成されており、この2つがバランスよく働くことで健やかな生活を保っています。

自立神経が乱れてしまうと、めまいや動機、息切れなど体に不調を感じるだけでなくイライラしてしまったり、ホルモンのバランスも崩してしまいがちです。

ここで運動を取り入れておくと、リフレッシュできてストレス解消にも良いだけでなく、体を動かすとその日に質の良い睡眠を促すため、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにでき、自立神経の安定にも繋がります

妊活に良い運動とは?

妊娠しやすい体にするには、代謝機能を高めることも必要になってきます。

それは、体へ取り込んだ栄養素をエネルギーへ変えることができるからなのですが、この機能を向上させるには運動が一番の方法です。

しかし、運動をするといってもポイントがあります。大切なポイントは次の通りです。

有酸素運動

妊娠しやすい体へ近づく運動をするために、大切なポイントの1つ目は有酸素運動をすることです。

有酸素運動とは、ゆっくりと呼吸をしながら、継続して行う運動のことで、ウォーキングや軽いランニングを挙げれます。

この運動を行うことで、妊娠できる力のある卵子が排卵される周期の増加が期待でき、子宮内の卵子が着床する環境が良くなります。体が衰えていくと共に、妊娠力も下がっていく傾向があるのは卵巣も衰え始めているからです。

この卵巣年齢、実は卵巣への血流量が関係しているといわれています。有酸素運動を続けることで血行が良くなると同時に卵巣への血流量も増加するので、質の良い卵子が排卵される機会も増えます。

子宮内膜の増殖も促すので、着床環境も良好になります。この運動には脂肪燃焼効果もありますから、妊娠しやすい体を作る上で避けたい肥満にも効果があります。

適度な運動

運動といっても、激しい運動は逆効果です。激しい運動は、活性酸素と呼ばれる酸化の強い酸素が増えてしまうからです。

活性酸素が増加してしまうと体に元々ある細胞まで傷付けてしまう恐れがあります。

また、非常に酸化させる力が強いので細胞の老化が早まることにも繋がるのです。細胞が衰えていくと、体の組織が老化していきますので生殖機能にも影響がでます。

女性であれば月経サイクルの乱れ、生理や排卵が止まってしまうこともありますし、男性であれば精子の形態に悪影響を及ぼすのです。

妊娠しやすい体作りで行う運動の目的は、血液の循環を良くするなどの基礎代謝を高めることが目的なので、激しい運動ではなく適度な運動を心掛けることがポイントです。

妊活におすすめの有酸素運動

妊活において、適度な有酸素運動はとても有効です。有酸素運動をするにあたって大切なことは、習慣として続けることができることです。

そこで、無理なく続けられるおすすめの有酸素運動について詳しくご紹介します。

ウォーキング

やはり、ウォーキングは外せません。特別な道具も必要ないですし、時間があれば自分のペースで無理なく始めることができ、今まで運動の習慣がなかった人でも取り組みやすいからです

妊娠しやすい体を作る運動で大切になってくる2つのポイントを押さえているというのもあります。

血行が良くなることでホルモンの分泌が正常になりますし、歩くことで脳内にはエンドルフィンという快感物質の分泌が促されるので、ストレス発散になるだけでなく気分を爽快にしてくれます。

効果的なのは、1日に30~40 分のウォーキングを週に3~4回程度、もしくは、20分間で2回に分けて行うことです。このぐらいの有酸素運動で、肥満にも効果が期待できます。

自分の普段の歩数に、1日プラス1000~2000歩を意識して歩くのもいいでしょう。ウォーキングを行う前と後にウォーミンアップがてらストレッチと腹式呼吸による深呼吸を取り入れるとより効果的になります。

行う時間帯は朝がおすすめです。ウォーキングで生体リズムは整えられるのですが、朝、太陽を浴びることで体内時計もリセットされてより効果が得られます。

ストレッチ

ストレッチのメリットは、何といっても自宅でできることです。また、運動が苦手でも、柔軟性がなくても始められるのもポイントです。

自分のペースでやることができますし、やり方によってストレッチの効果も様々ですから、自分の体の気になるところに合わせた組み合わせでも行うことが可能です。

特に、骨盤の位置を矯正するストレッチは、年齢を重ねるごとに下がる子宮の位置を改善し、卵巣への圧迫を取り除いてくれるので、妊娠しやすい体作りを目指している人にはおすすめです。

行う際には、1日10分程度の無理しない範囲で最初は行い、時間帯はお風呂上りがよいでしょう。入浴後は体も温まっていて血行も促進されているので、相乗効果が期待できます。

ヨガ

ヨガは体の筋肉を無理なく使い、そしてゆっくりした動きで行う有酸素運動です。ストレッチと同様に様々なポーズが存在し、中にはホルモンバランスを整えるのに効果的なポーズも存在します。

元々ヨガは「呼吸をするためにポーズをとる」といわれるほど呼吸を大事にします。呼吸は自律神経に深く関わっています。

全体の筋肉を使っていますから、妊娠出来る体作りに必要な基礎代謝のアップも期待できます。

沈みがちな気分を発散し、リラックス効果も期待できます。自宅でもできるというのが魅力ですが、ヨガスタジオという教室もあるので、気分転換も兼ねて行ってみるのもいいでしょう。

また、せっかくヨガスタジオに行くのであれば、代謝を高めやすい「ホットヨガ」がおすすめです。

ホットヨガを採用しているヨガスタジオは、それほど多くありませんが、ホットヨガスタジオLAVAは、全国180店舗もあり、ほとんどの店舗が駅から徒歩3分以内ということもあり、非常に人気があります。

常温ヨガでは体感できない、ホットヨガならではの心地よさが感じられるでしょう。今なら、初回トライアルが1,000円(税込)で体験できます。

>>★日本最大級!ホットヨガスタジオLAVA★

楽しんですること

運動が苦手な人にとって、運動を楽しいと思うことは難しいかもしれません。

しかし、妊娠しやすい体作りのために行う運動は、妊娠しないことで感じるストレスを発散するという面もあります。

運動をしていてストレスを溜めてしまうのは良くありません。自分が楽しいと思う運動をすることが重要です。

そして、楽しいと思えるということは継続にも繋がっていきます。

運動が好きではないという人は、継続できる運動を探してみるのもいいでしょう。ただし、運動は継続してこそ効果があらわれます。

運動をはじめたからといって「すぐに」「確実に」妊娠できるというものではありませんが、妊娠を意識している以上、できるだけ妊娠しやすい体作り、そして、いつ妊娠しても良いように、健康的に過ごすことが大切ではないでしょうか。

そのためにも、日々の生活に「自分にあった運動」を取り入れましょう。


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